動画制作で気をつけている音と音声について
2015年4月からYouTubeに商品レビューやゲーム実況をほぼ毎日アップしている中で気づいたことや気をつけていることなど、YouTubeに関することも書いていこうかなと思います。
なんだかんだ1年と半年くらい続けているので書こうと思えばいくらでも書けることはあるんですが、今回はYouTubeの動画制作で気をつけている音と音声について書いてみようと思う。
YouTubeで商品レビューをしたりゲーム実況をする上で一番大事にしたいのはなんといっても音と音声。
2015年12月現在、世間の動画の閲覧状況を考えると1080pの解像度が当たり前で最近では60fpsで公開するという映像周りも大事ではありますが、やはり音と音声がきっちりと聞こえないというのは致命的だなと感じています。■商品レビューの音と音声について
僕の場合、商品レビューではSONYのピンマイクである「ECM-PC60」を使っています。
これはYouTubeに動画をアップするようになってから購入したものなんですが、商品レビューを中心に初期のゲーム実況でも使用しています。
商品レビューをしている多くのYouTuberはカメラにビデオマイク系のマイクを取り付けてレビューしているようですが、個人的にピンマイク最強と思ってずっと使用しています。
理由としてはどの撮影位置にいても一定の音量で必ず収録できるということから使っているんですが、ケーブルがある故に自由度が失われるというデメリットがあったりします。
あとはケーブルを噛まれまくってしまうので猫のロア君と一緒に撮影することができないというデメリットも(笑)
※先代猫のリリィ君はケーブル類にまったく興味がなかった。
デメリットはあるものの、プラグインパワーなのでカメラに接続すればいつでも使える点や小型で目立たないのに思っている以上にきちんと音声が収録できる点、首元にクリップで挟むことでカメラを移動しても音声の位置が変わらない点など数々のメリットがあります。
こうなってくるとワイヤレスのピンマイクが欲しくなってきたりするんですが、価格や電池の交換などのデメリットが出てきたりするので、現状は「ECM-PC60」に延長ケーブルを付けることでカメラから離れたとしても使えるようにしている感じ。
将来的にはワイヤレスピンマイクに移行したいとは思っていますが(笑)
メリットとデメリットはピンマイクにもありますが、テレビなどを見てみてもニュースなどのスタジオ収録では出演者それぞれにピンマイクを使用しているということからもピンマイクで一定の音声を確実に収録するというのはYouTubeの動画制作においても確実に有効なのではないでしょうか。
■ゲーム実況の音と音声について
ゲーム実況では前述した通り、初期では「ECM-PC60」を使用していましたが現在はLogicoolの「G35r」を使用しています。
「ゲーム実況 マイク」などのキーワードで検索すると「ECM-PC60」が出てきたりするので「商品レビューもゲーム実況も一緒に使えるから買おう!」という感じでゲーム実況でも使用していたのですが、ゲーム実況に使っているとデメリットが見えてきます。
VCを入れたフレンドとのゲームプレイやゲーム実況・生放送で一番ダメな行為は「咳やくしゃみの音が入ること」だと個人的に思っていて、「ECM-PC60」だと物理的なミュートスイッチがないのでそれらの生理現象が発生するときに咄嗟のミュートができない。
「生理的な現象なんだから仕方ない」と思われる方も多くいるかと思うんですが、友人・知人だけで会話しているのであれば「まぁ許される」かもしれませんが、YouTubeなどの動画や生放送となった場合は(極端に言えば)「許されない」と思っています。
咳き込みやくしゃみといった音は通常話している声よりも大きな音が突然鳴ってしまうので、動画を見ている人を驚かせてしまうことになってしまいます。
収録のゲーム実況であれば編集でカットできますが「動画的に大事な部分で咳やくしゃみをしたりしてカットせざるを得なくなってしまうこと」を考えると「ECM-PC60」はゲーム実況に向いていないものと思います。
一方で「G35r」などのゲーミングヘッドセットのメリットは多くあり、ゲームに特化したヘッドセットのためサラウンドでゲームプレイを有利に進められたり、ミュートスイッチがあるので咄嗟のミュートもできたりします。
こうした理由から「G35r」を愛用しているわけですが、「G35r」の良さをもう少しだけ書いてみたいと思います。
■LogicoolのG35rについて
これは随分と初期のレビュー動画なのでアレなんですが…これを見る限り「G35r」は一年以上使っていることになります。
「G35r」の良いところを挙げるとすれば2つ。
マイク性能が良く、マイクのミュートが視覚的に分かるというところ。
色々なゲーミングヘッドセットを使ってきたわけじゃないので比較対象が乏しく説得力の欠片もないのですが、少なくとも今まで使ったゲーミングヘッドセットの中ではこの2点が良く、「G35r」から他の機種に買い換えない理由でもあります。
マイク性能は「ECM-PC60」と比較すると当然落ちるものの納得できるレベルにありますし、ミュートした時にマイク先端のLEDが赤くなるのでミュートの解除忘れが減るのがかなりのメリットです。
すべてのゲーミングヘッドセットはこのミュートLEDを付けるべき。
そんな訳で一年以上もこの「G35r」を使っているのですが、最近のレビュー動画でもアップした通り新フラッグシップである「G633」と「G933」がLogicoolからリリースされました。
「G933」はワイヤレスモデルなので「きちんと音声が収録できるのか?!」ということからいきなり買うのが怖かったのもあり、Logicoolさんに問い合わせたらお借りすることができました。
※Logicoolさん、本当にありがとうございます。
結果的には「音声もきちんと収録でき、ミュートLEDも継承され、サウンド面も大幅に良くなっている」素晴らしいゲーミングヘッドセットだと思います。
動画では「(今は)買わない」宣言をしていますが「G933」は本当にオススメできるゲーミングヘッドセット。
ワイヤレスならではのデメリットとして電池が切れたら有線にせざるを得ないという部分はあるもののそれを補う良さがあると思っているので、次に買うゲーミングヘッドセットであり新しく購入したい人にオススメしたいのは「G933」もしくは姉妹品の有線版「G633」です。
※僕がワイヤレスにしたい理由は猫のロア君と気兼ねなくゲームを楽しむため(笑)
レビュー動画だとどうしてもマイク音声の収録がちゃんとできるか?という点に注視しがちになってしまいますが、サウンド面では「DTS Headphone:X」が本当に本当に素晴らしいので是非購入してこのサラウンド体験をしてもらいたいなと思います。
ということで今回はYouTubeでの動画制作における音と音声について書いてみました。
まぁ他にも書きたいこととか、バンドの音声収録におけるマイクのこととか色々あるんですが…既にかなりの長文になってしまっているので機会があればまた書いてみようかなと思います(๑´•.̫ • `๑)
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